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光の塔01

"グレ、今回のお前の任務は光の塔最上階にある 自立小型機械の調査だ。" "光の塔にはお前の得意な回避能力が通用しない相手も たくさん存在する。今回の任務は困難になる事が予想される為、 後方支援として、ドルイドである『執事。』との共同作戦 という形となる" ――――――という内容文の任務だった。 ―――記憶喪失後のグレにとっては初めての協力任務…。 私のその判断が、悲劇を招くとは――――――。 ――――――不覚だった。 ……。 グレ「あのロボット、どうやら俺らを狙っているようだ。」 大佐「私達の調査を妨害するようだな。」 執事。「ほぅ…それはいけませんなぁ…」 グレ「執事、大佐、下がっていろ。 俺があのロボットの経絡秘孔を突く。」 大佐「待てグレ、危険すぎる。 奴は遠距離攻撃をしかけてくる。 お前は遠距離における回避には不安があるはずだ。」 執事。「その通りでございます、グレ。 大佐殿、いつものように何か奇策珍策はございませんか?」 大佐「……指示を出す。把握しろ。」 執事。「流石は大佐殿でございますなぁ!」 ――その時私が提案した作戦……それは――。 グレが気付かれないようにクローキングで敵の視界に近付き…。 『羽交い絞め』で動きを硬直させて、 執事。に一方的に攻撃させるというやり方だった 自信があったわけではなかったが……。 グレなら出来ると思っていた。 いや、グレは成功させた。 そう―――。 誤算だったのはグレの方ではなく。 オヤジだった。 グレ「執事。。目標の羽交い絞めが完了。 目標の行動能力を自分の行動能力を犠牲にして完全に中和した。 今のうちに攻撃を行ってくれ。」 大佐「オヤジ、乱射するとグレに当たる。 単発で威力の大きい攻撃でダメージを与えてくれ。」 執事。「畏まった!」 執事。「超・電・磁 スパアアアアアアク!!!!」 大佐「風のスクロール…!? 馬鹿よせ!グレに感電する!!!」 ガシャアアン グレ「ぬああああああああああ!!!!」 執事。「グレ!!大丈夫でございますか!」 大佐「グレ、逃げろ!このままではギガントが動き出す! 重みで・・・・・・。」 ズバシャアアアア ――その後、オヤジがリザレクションをしてくれた。 彼は任務に貢献したと言える、が…。 同時に足を引っ張った。 ±0と言ったところか。 いや、時間を食った分、マイナスの男だ――。 羽交い絞め中に攻撃すると結構当たるよな。


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