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日記第9回

「……ちょっといいか?」 執事に話しかけるグレ、一体何だろうか? 「んぁ?」 やる気ねえなおっさん。 「庭番にでも聞いてくだされ、私は 少しねむい」 「いや、今彼女は留守だ。」 「そうですか、で、何ですかな?」 「先日、このサイトに1通のメールがきてな。 どうやら、あるゲーム関連の検索サイトの方からだったんだが… それに登録してみないかと勧誘を受けたんだ」 「そんなことですか、何も問題はないではないですか。」 「ああ、俺も何も問題はないと思った。 だが、そのサイトには、我々以外のECOファンサイトもあってな、 そこを見て思ったことがあるんだ。」 「ほぅ?」 「他のファンサイトは、 公式サイトから配布されたものではなく、 自作のバナーを使用していたんだ」 「なるほど、それではこちらも 対抗しなくてはっ!」 「ああ、だから早速バナーを用意してくれたのだが…」 「どう思うよ?」 「え、いや別に」 「執事、よく見てみろ、 これは手抜きだ」 「ほ?どこがでございますか?」 「まず、写っている『大佐』と『パプリカ』の画像が 使いまわしだ。」 「ふむ、確かに、そうですな」 「そしてよく見てみると 背景がこのページに使用されているものだ。」 「おお!!!」 「HPのタイトルも使いまわしだが・・・ まあそこはしょうがないとしよう。」 「一見、それなりのバナーと思いましたが、 やはりここの管理人はいたるところで手抜きがでてますなっ!!」 「ああ、どうやら製作時間は3分だったらしいぞ。」 「しっかしグレ、あなたはどうして、 そうやって第一印象ばかりを重視するのですか・・・ 前にもそんなことが・・・」 「……すまん、癖だ」 「ふむ、まあよい」 できるだけ手抜きはやめようと思うんですがね^^; 絵とかフリーソフトで描いてるんで何か描くの面倒で面倒で(オイ さて、ではいつもの前置きから日記に入ります。 「……で執事、結局今回の主役は……。 というか今日は『騎士団演習』だったな。 今日はアップタウン以外での演習場での演習も あると聞いた…出るか。」 「勝手にしたまえ。 そういえば、庭番はどこへいったのですか?」 今度はやる気がでたね、おっさん 「ああ、庭番は今、 パプリカとその『騎士団演習』に出場している。」 「ま、まちたまえ!またパプリカがあんなところに!?」 「さ、さて、じゃあ俺は買い物にでもいってくるかなぁ〜〜ハハハッ」 「ぐ、グレ!あなたという人は、 なぜ止めなかったのですか!!! 氣志団演習の恐ろしさをあなたは よくご存知ではないですか!!」 執事、字が違ってる。 「ま、むぁてぇ〜〜〜〜!!!」 ということで庭番は演習 グレは買い物にゆき、 取り残される執事。 しかし執事はその後……。 さてっ、ということで余韻を残したまま次行きましょう。 会場では被災者の安否を確認するために 家族たちが叫んでいます。 庭番とパプリカ。 もう登録は済ませたようだ。 「作業の邪魔しちゃダメよーパプリカ」 「う、うん。わわわわわかった!」 先日のことがあってから、パプリカは かなり庭番を怖がっている様子。 かぶっている仮面が怖さを引き立てます。 これが登録状況。残り1分で演習開始。 北軍が人数が多く、優勢。 しかし重要なのは登録した人に 強い人がいるか否かです。 ちなみに庭番は南軍に出場したので のパネルをかかげています ということで1分後…… パネ○クイ○アタック25でおなじみ、 日記4、5回に引き続き、協力してくださるのは司会の 児○ 清さん 「青の方がやや優勢に始まった今回。 早速、青の方が13番、真ん中のパネルに 飛び込んだ!! 緑の方はまだ動きを見せていない模様。 黄色の方はやや動いてきたか。 そして赤の方は…… !? 清さん、前代未聞の事態にびっくり! 庭番とパプリカはファーマーのスキル『栽培』で戦場をお花畑にしようとしています。 南軍は赤なので赤いTシャツに赤い花。 こら、紅白歌合戦の応援じゃないんだから 変なことするな。 しかし、移動しようとして お花をクリックする人が続出。 どんどんお花はふまれていきます! 「みなさ〜ん、お花を踏まないでくださ〜い!」 「ふまないで〜〜〜〜〜〜!」 「おぉっと!?」 じいさん、ふんでるよ (股の間ではさんでる!?) 「ふまないでぇぇぇっぇ!!!!!っ(涙」 と、パプリカは叫ぶ。 踏まれたら自分の責任だ そうしたら庭番に怒られる そうすると人格が変わる 拳銃で撃たれて死ぬ そんな方程式がパプリカの中ではうずまいていました。 「どうした、グレ、邪魔だから切り倒すんじゃないのか?」 「いや、ほんと、何か聞こえたんだ!大佐!」 一方、グレと大佐はステップ砂漠にいるキャラバン商人との 買い物をすませていました。 「ん??」 「なんだ、どうした」 「ウィスパー通信だ、少し待ってくれ」 こんな時にウィスパーチャットがきたグレ 相手はグレの先輩的存在であるフレンドであるアサシンのMさんだった。 (本人に無許可なので名前は伏せます) Mさん(住所不定、アサシン、レベルMAX、JOBLVもMAX、強いですw) 多分こんな人、 恐らくこんな人 嗚呼、最近会ってない コレ、頭の中のイメージです。 暇だったから描いてみました。 「久しいですね」 「久しぶり〜」 ちなみに文脈は本人のものではありません、回想です。 送ってきたのはここがファンサイトに登録されてきたことに対して 祝辞お言葉でした。 そういえばグレはもうすぐ転職してアサシンに…… 新キャラの登場、そしてそのあとの主人公のパワーアップ。 漫画やアニメによくある展開です。 ついでだから能力値の振り方について聞いておこうと思ったグレ。 「ステータスどういう風に振ってますかぃ? 特にAGIとか」 AGIとは敏捷性をあらわし『回避力』と『攻撃速度』が 上昇するグレのような職種には『命』とも言える能力値。 「AGIは確かに上げておいたほうがいいけど せいぜい64か72くらいで止めておいてあとは 攻撃力か命中に……」 「えぇ?」 67+14=81 はい、よくできました。 完全に振り方間違えてるグレ やっぱこいつ単細胞だ 「アハハ〜そ、そうっすよね!それ以上あげても意味ないシ〜♪」 「(こいつ、間違えたな!!?……(汗))」 そして通信を切るグレ。 「嗚呼、どうしよう、どうしよう……」 「どうしたんだ、さっきから」 「これじゃあアホ回避だ!」 そうですね 「………そうかAGI振りすぎたのか これじゃあ攻撃速度あっても攻撃力が少ないわけね……」 「つまり避けるしか 能がないってことか」 「大佐、俺は中身もイメチェンしないと……」 「あんずるな、多いにこしたことはない」 大佐、すこし違う気が…… まあ、そんなことを悔やんでも仕方がない。 とっとと帰ろう、そして砂漠のお花をすべてストレス解消に 切り倒してやろうと思ったグレ。 そんな帰り道…… ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 地面がゆれた? !! 「わるいこはたべちゃうぞ〜〜〜〜!!!」 「うわ、なんかでた!」 このデカブツ、こんな表情をしていますが決してガチャピンではありません。 巨大ロボットにびびったのか、グレ、ハイディングで姿を消します。 かなり遠くまでいくまで待っていたグレ。 こいつ案外臆病? 「た、大佐!なんだあいつは!?」 こういうのには詳しそうな大佐 「ヤ、ヤツは『ブリキングMKU』!! 本来は、アクロニア南騎士団の 特攻兵器だったものだ。だがアレは解体されたはず……。 私が知っている範囲だと、アレは周辺の『ブリキングRX2』を引き付けて CPUを乗っ取ることができる究極のポケコンを内蔵している。 それの開発者は『何でも屋のオヤジ』 構造や容姿は『エレキテル』に酷似していて 同期に作られたもので、「ブリキングRX78」の量産型。 強力な自己防衛機能があり、人間を死に 至らしめるほどの電撃を行う。 パイロットはカミーユ・ビダン。」 さすが元NTT。 「大佐、逃げるか?」 「まて、グレ。 ここで遭遇したからには 破壊するのが義務だ」 え、なんでだよ 「えぇ……」 「いいか、アレが進行した場合、一般住民に 死者が出るかもしれないんだぞ。これは非常事態だ。 なんとしても破壊しなければならない。」 非常事態にしては冷静ですね、さすがですね、大佐 「しょ、しょうがない……しかし大佐、そいつは……」 と、そのとき 「でえええええええええい!!!」 誰かの叫び声だろうか。 脚しかみえていませんが誰かが戦っています 勇敢なレンジャーさんのようだった。 「あの人、大丈夫かな」 おい、助けろよ 「レンジャーはバックパッカーの中でも 戦闘力に長けた職種と聞いたが……」 「なあ大佐、俺があのデカイのと戦って 勝てる見込みは?」 「アレの行動パターンは偵察済みだ。 動きは早いが…… お前のクソ回避をもってすれば 攻撃はかすりもしないだろう」 「……。」 正直うれしいのか、うれしくないのか わからないグレ。 「しょうがない、やってやるか・・・」 「まてグレ」 「なんだ?」 「ヤツには一種の特殊ウエポンがあってな。 『猛毒スタンガス』という、ガスだから避けようがない 兵器を搭載している。」 「ど、どんな兵器だ?」 「・・・・・・見ていれば分かる」 ぼーん 「……。」 「……。」 お前ら、高みの見物かよ 「す、すざまじい毒だ!!」 「みるみるうちにレンジャーの体力が…… データをとらなければっ!」 是非、今度の学会で発表してください 米村でんじろう先生。 あげくの果てに座り始めたグレ。 レンジャーさんの体力も少なくなってまいりました。 「え、おまえら、たすけないの? いいの?ころしちゃうよ???」 「このひとでなしぃ〜〜〜〜〜!!!」 ブリキングMK2はトドメをさしにかかります。 ガタン!! !? 開く砲台…… ズゴゴゴオーーーーン!! 「コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ(以下略」 叫ぶレンジャーさん。 ゲスト出演、ありがとうございました。 「さて、グレ、次はお前の番だ」 まて、それじゃあグレが死ににいくみたいだろ。 「俺は死なん……。」 グレは前と同様に 執事と通信。マリオネット・インスマウスを取り寄せる。 「羊よ、インスマウス!」 「はいはい。」 お魚の姿になったグレは ブリキングに殴りかかる!! 「うおあらあああああああああ!!」 関係ないけど、ドラえもんって、映画とかになると ひみつ道具を無造作に地面にひろげる時あるよね。 さて、そしてまたまた場面は変わる… 「このカレーには解毒剤をまぜております!」 「執事、お、おかげで助かったぜ・・・!」 日記第6回でカレーに毒をもられた何でも屋。 しかし、それを超える最強のカレーである 『おいしいカレー』を食べることにより、一命をとりとめてしまった。 カレー毒物混入事件を乗り越えた何でも屋。 早速『アクロポリス征服計画』にとりかかる! 「ブリキングMK2だと?」 「はい、知り合いのスカウトの情報によると ウテナ川河口付近に出現した……と」 「それで・・・そいつはどうなった!?」 「先程、破壊に成功した模様です」 「ふ、なるほど……これはおもしろくなってきた」 「何でも屋様、あれは一体……? もしやっ、あなた様がおつくりに!!?」 「まてよ、執事。俺にはさすがにそんな 余裕はなかった。」 「で、では一体なにが起こっているというのですか!?」 「ああ、『オリジナル』復活の時は近い……」 「お、オリジナル!?まさかっ!?」 「そうだ、あそこにこのタイミング。 間違いない。『果物の森』のエレキテル達の中に 『オリジナル』が存在しているらしい。 そして、それに共鳴してMK2が現れたのだろう…」 「で、では早速回収にまいります!」 「まて、執事。」 「な、なぜでございます!早くしないと他の人にいつ……」 「プロ以外にオリジナルと量産型を見分けることなんて不可能だ。 それに、オリジナルを修復するには特殊な方法が必要でね……」 「……と申しますと?」 「それはお楽しみってもんだ それより執事。今騎士団演習がやってるな。」 「は、はい・・・」 「執事、俺はな、前々から 騎士団演習の戦闘データを採取して 征服計画の実行に備えているんだ」 「な、なるほど!エレキテル達が アップタウンに攻め入れば、当然、戦士たちが 対抗しますからなっ!」 「もっとも、オリジナルが手に入れば その必要もなくなるが…… 演習のデータはこのコンピューターで採取されている。 最近の戦士どもは同じようなことをするやつばかりだ。」 っとその時! ピピピーーーーーーーーーーッ! 異常をきたすコンピュータ。 「ど、どうした!!!コンピューター!!」 ヨソクフノウ、ヨソクフノウ 「何ィ!?」 どうやら演習で予測不能の自体が発生しているらしい。 それを演習場の監視カメラからモニターするオヤジ。 すると・・・ 花畑を右往左往する戦士たち。 「すみなれた〜わがやに〜〜〜〜花の香りをそ〜えて〜♪♪」 「うお〜〜〜〜影分身のじゅつっ!!っ!」 確かに予想不能だなこりゃ 「ぱ、パプリカああああああ そしてあの仮面女があああああああ!!!」 「な、なんだ、なんだ!?」 ウテナ湖演習場にて !? 「みなさんっ、お花をふまないでぇ〜〜〜♪」 ピカーーーーーーーーーッ 「うっ、うつくしいぃっ!」 「な、何でも屋様!」 ステップ砂漠演習場にて 「あはははははぁ〜〜〜〜♪(ハイジ風」 「すごーい、すごーいっ!」 「みてぇ、みてぇ、おじいちゃ〜ん あははははぁ〜〜〜〜〜♪♪♪」 「止めろ! 早くこのおぞましい映像を とめろおおお!!」 おっさん、見て楽しめよ。 さて、本格的に動き出した「アクロポリス征服計画」! 突如、出現したブリキングMK2 『オリジナル』とはいったい!? そして、執事の恋の行方は!?(ぇ


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