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日記第27回

大次郎「勝ったな。」 ヘルミア「ああ。」 とりあえずECO×EVAキャンペーンに便乗中の27回です。 グレ「そうそう当たるものではない!」 ジアイナの攻撃を回避するグレ。それだけは得意です。 前回までのあらすじ。 騎士団から指名手配されているグレ。 そしてグレを逮捕しようと試みるジアイナ。 グレを逮捕しようと試行錯誤するジアイナだったが、証拠が少なすぎたことが明らかとなった。 そこでジアイナの上司、課長はグレの髪の毛を採取して、 グレの犯罪を立証しようと思ったが見事にしくじる。 そこでジアイナは、グレとジアイナが戦い、グレが負けたら自分の罪を自白する事。 そして、ジアイナが負けたら今後コーヒーはブラックしか飲まないという 条件をつきつけて、闘技場で大佐、執事、課長が見守る中、戦いを始めるのであった。 大次郎「ジアイナが勝ちましたな御主人。」 ヘルミア「ケケケ・・・あの女、やりやがる。」 2人の戦いを高みの見物しているお笑いコンビ、『ヘル・アンド・ダイジロウ』 大次郎「しかし碇。遅すぎないか?まさか老人達が・・・」 ヘルミア「問題ない。・・・(はずだ)」 元ネタを心得ているのか、口調を変えてます。 ドミニオン経典の予測ではグレとジアイナの接触により サードインパクトアクロポリスに何らかの現象が発生するはずですが・・・ 課長「この戦い・・・どう見ますか?」 大佐「グレは高い回避能力を持つ。 しかしジアイナ警部補はなかなかの命中をお持ちのようで。」 課長「ぇ、ええ、槍を使うものとして、彼女は優秀です。」 大佐「防御力もある・・・HPもありますな。 しかし・・・スキルがあまりお持ちでないようですな。 あの装備は油断を狙って・・・と考えてよろしいですかな?」 課長「おっしゃるとおり。そういえば 私のほうで調べさせていただきましたが グレは数多くのスキルをお持ちのようで・・・。」 お互いの部下をほめあう上司。 よくある光景です(ぇ 大佐「ぇえ、この戦い、時間の勝負ですな。 長期戦になればグレが不利、短期決戦に持ち込めれば・・・。」 課長「この戦い、長引きそうですな・・・ 上官として、私はジアイナが勝つと思っております。」 大佐(このままでは・・グレが不利・・・か。) 執事。「ぬぁっはっはっはっはっは!!」 おっさん、空気読め。 課長「!?」 大佐「オヤジ?」 執事。「皆様、見る目が甘すぎますなぁ! グレの勝利は決定しておりますぞ、 今 こ の 瞬 間 に 。」 意味ありげなことを言うおっさん。 本当かよ? ジアイナ「あたらん・・・!!」 グレ「反撃のチャンスが・・・くっ!」 大佐「どうしたグレ!! 反撃しないとやられるぞ!!」 全く反撃しないグレに激を飛ばす大佐。 執事。「大佐殿・・・彼は・・・避ける事だけに専念している のでございます・・・!」 大佐「ぬ!?」 執事。「ジアイナ殿もなかなかの実力ですなぁ。 グレに反撃するスキを与えない・・・。」 ジアイナ「そう・・・あたしは・・・この日のために!!!」 3日前 課長「今言った様に、グレは短剣を使ってくる。 射程は1。と、なるとジアイナ、盾を使わないように。」 ジアイナ「な、何故です?」 課長「両手用の槍は射程が2。つまり・・・上手くやれば グレに反撃のスキを与える事がない。」 ジアイナ「な、なるほど・・・。」 課長「それに・・・尾行しながらグレの行動を見ていたのですが。」 ジアイナ「なにか、分かったのですか?」 課長「グレは敵を倒す際、9割の確立で敵の後ろへ回り込む。 何故だかわかりますか?」 ジアイナ「・・・首・・・か。」 課長「暗殺術の基本ですな。敵の後ろに回りこみ、短剣で 敵の首を切り裂く、これにより敵は声をだせない。 自分の存在を周りから隠せるわけです。」 ジアイナ「グレに勝つためには・・・ 背後に回り込まれないように すればよいのですね!?」 課長「ジアイナ・・・簡単に言ってはいけません。 奴はプロ。何らかのスキルを使ってくるでしょう。」 ジアイナ「・・・スキル・・・ねぇ。」 課長「グレは心臓から頭部までの区間を確実に狙ってくる。 逆に言えばそこだけに神経を集中させればグレの攻撃は防げる。」 ジアイナ「あとは・・・背後を取られないようにする・・・か。 難しいな、・・・」 課長「彼が後ろをとったら負けは決定です。 アサシンはスキルが豊富です・・・ バックアタック、スタンブロウ、天空剣Vの字切り、 デビルバットゴーストなどなど・・・。」 まて!半分このゲームのじゃないぞ!! ジアイナ「課長・・・何か秘策はありませんか!!」 課長「ジアイナ、彼が後ろに回りこむなら、 あなたがグレのほうを向けばよいではないですか。」 ジアイナ「・・・え?」 グレ(俺の頭を狙ってる・・・いや違う髪の毛を狙って・・・?) ジアイナ「しょうがない、ココはワザを使ってたたみかけ・・・」 課長「ジアイナ!!なにやってんだ、スキができてるぞ!!」 グレ「え!?スキ!??」 スキに気付くグレ。 課長、大失態。 グレ、今がチャンスです! 大佐「今だ! 行けぇぇええ!!(ファッキン)チビーーッ! YAAAAAHAAAAA!!」 グレ「抜ける・・・いや、抜くんだ!!」 グレ「デビルバット・ゴースト!!!」 注:アサシンにこのようなスキルはございません。 ジアイナ「背後に!?ええい!!」 ジアイナの背後に回りこむグレ! グレ「これで攻撃が・・・って。ぬ?」 ジアイナ「日輪の力を借りて、いま必殺の・・・!」 何故かグレが回り込まれてます。 大佐「・・・そうか、彼女はタイタニア・・・ 空中で旋回して・・・!!」 執事。「否、それだけではございません。 完全に研究しておられます・・・グレの動きを!!」 そういえば、キャプテン翼の実況の人。スローモーションのときも 普通にしゃべってます。 アレを忠実に再現したら人間では聞き取れないほどの周波数に なるらしいですね。 ジアイナ「サン・アタック!!!」 グレ「ハリケーン・デビルバット!」 いろんなネタが混ざってます、混乱してきました。 グレ(いつも後ろをとっている俺が・・・・ 後ろを・・・とられている!?) グレ「くっ、回り込んだ・・・はずだ!」 ジアイナ「アタシにはワープもお見通しよ!!」 グレ「ぬおッ!!」 課長「ジアイナ・・・・いいぞ!」 大佐「グレ・・・大きな一撃を受けたな・・・。」 執事。「ふむ・・・このままでは・・・」 ジアイナ「ダイターン、クラッシュ!!」 グレ「たいした・・・もんだ・・・くっ!」 大佐「グレ、逃げろーーーーッ!!!」 ズバッ!! ジアイナ「グレ獲ったどーーーー! ふ、フフ・・・やった・・・グレを・・・ふ、ふふ グレを・・・この手で・・・!!!」 大佐「な・・・馬鹿な・・・! こんなあっさりと・・・・・・くっ!?」 課長「ジアイナ・・・これでよかったのか。」 執事。「・・・。」 ジアイナ「え?・・・グレの身体が・・・。 身体から煙が・・・。いえ・・・身体が・・・煙に・・・?」 グレの身体から大量の煙が発生します。 課長「グレが消えていきますよ!!!」 何が起こったのでしょうか。 大佐「これは・・・!!!」 執事。「フハハハハハハハ!!!!」 やっぱり空気を読まないおっさん。 グレ「まだだ、まだ終わらんよ。」 ジアイナ「え?後ろ?」 ズゴゴゴゴゴゴゴゴ!! ジアイナ「GYAAAAAAAAAA!!!」 説明しましょう。 スキャターポイズン 通称、『アウシュビッツ強制収容所的虐殺スキル』 アイテム『毒薬』を使用したスキル。指定した範囲に特定の回数連続でダメージを 与える事ができる。 その際の攻撃力は、物理攻撃力には依存せず、HPに依存する。 よって攻撃力がないグレでも、防御力の高いジアイナにもそれなりのダメージを 与える事が可能だだったと考えられる。 ジアイナ「馬鹿・・・な・・・確かに ・・あた・・・しは・ぐッ!?」 グレ「・・・。」 大次郎「馬鹿な!!」 ヘルミア「!!!!!」 ヘルミア「ククククク!!! やってくれたじゃねーか!グレ!!」 口調なおせよ!! やっぱりギャップがウケます。 ヘルミア「冬月・・・すこしココを任せる。」 大次郎「まさか碇・・・!?」 ヘルミア「あの男は死海文書に泥を塗ってしまった・・・ 大丈夫だ、問題ない。」 最後に元ネタを通し続けてくれましたb ヘルミアはこれから何かをするみたいです。 ジアイナ「ぐ、グレぁたし・・・ゲホッ!!ゲホッ!!」 グレ「執事。」 執事。「承知。」 リザレクションをジアイナにかける執事。 下心は今回はないようです。 グレ「執事、彼女は大量の毒を体内に取り込んでしまったが・・・できるか?」 執事。「フッフッフ、私をなめないでくださいませ。」 グレ「すまんな。」 ぴかーーーーん。 執事。「・・・終わったのでございます。」 ジアイナ「最高レベルリザレクション・・・!? おっさん、この勝負、アタシが負けるって 分かってたみたいね・・・ ・・・・・・なんでよ?」 いきなりおっさん呼ばわりのおっさん(謎 執事。「ハッハッハッハ。簡単でございますよ、そんなもの。」 執事。「私がここに入る前、そしてこの闘技場内でも 『クレアボヤンス』を使ったのでございます。」 前に日記で紹介しました。クレアボヤンスとは グレが透明な状態になっても見えてしまうエロスキルです。 ジアイナ「ま、まてお前・・・グレは1度もクローキングやハイディングで 姿なんて消してないはず・・・!」 執事。「甘いですなぁ・・・ジアイナ殿も。 勝負は始まる前から決まっていたのでございます。」 ジアイナ「は、はじめっからだって!?」 こっからはおっさんのタネ明かしです。 執事。「実はですな・・・。ジアイナ殿。 貴女が最初に戦っていた相手は グレの分身だったのでございます。」 ジアイナ「えぇ!?」 執事。「ホンモノのグレ(・・・・・・・)は戦う前からクローキングをして あなたの背後にいたのでございます・・・あらかじめ。」 大佐「なるほど・・・そういうトリックだったのか・・・」 課長「我々には見えないわけですね・・・いやはや驚きだ・・・ これでグレがやられたときに煙が出たのが説明がつく。 分身は倒されると消滅しますからね・・・」 ジアイナ「だから・・・いきなり後ろに・・・って グレあんた、何で アタシを起こした・・・!?」 グレ「上官が・・・ ・・・言ってた。」 ジアイナ「な、なめているのか、やはり!!」 グレ「人を殺めるな・・・ 罪を重ねるな・・・と。」 大佐「グレ・・・。」 ジアイナ「・・・!?」 グレ「俺はこの短剣で過去に色々なものを殺めた・・・ 俺自身は覚えは無いが、それは事実だ。 俺は過去にたくさん命令違反を犯したらしい。 だから、今の俺にはこれ以上命令違反をする余裕は無い。許せ。」 ジアイナ「グレ・・・。」 カッコイイとこを見せるグレ、次の人気投票では1位を狙います。 しかし・・・ 課長「あの〜空気壊して申し訳ないのですが、 あなた罪認めましたね?署までご同行を。」 グレ、自白しちまったよ。 グレ「警部さん悪いね、俺は上官から 罪を認めるなとは言われていないが 捕まるな…と命令されているんだ。」 じゅわわわわわわわ〜〜〜〜!!! ジアイナ「・・・グレ・・・?煙が!?」 課長「なに!?署まできなさい!!グレ!!!」 何故かグレの身体からまた煙が出ます ・・・・・・・・。 執事。「ま、まさかこのグレまで偽者だとは・・・ 思いもよらなかったのでございます。」 大佐「・・・。」 課長「さすがはグレ・・・抜け目が無い・・・!!」 ジアイナ「グレ・・・アンタは一体・・・?」 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・。 本物は? グレ「藍、分身はうまくやってるだろうか。」 A・藍「信じましょう。」 分身の証言じゃ、罪を立証できませんね。


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